食品加工メーカーB社
デパ地下のお総菜売り場に毎週通うB社の社長。生肉のオリーブオイル漬けに目を付け試食をするととても美味しく、自社でも販売したいと考え、弊社に生肉とオリーブオイルに合うスパイスを提案して欲しいと依頼されました。
お客様の中には「美味しさ」のイメージがあるものの、社長から聞き出せたのは「ガーリックの香りが強い、オリーブオイル漬け」という情報のみ。
そこで弊社ではデパ地下の商品をネットで検索し、類似商品からいくつか候補を絞り、その商品が「誰に」「どんな用途で」提供されているかを考察。
今回は「デパ地下」=「特別なごちそう」「女性」のイメージと、「ガーリックとオリーブオイル」=「洋食」のイメージで人気のあるメニュー「香草パン粉焼き」「ハーブチキン」に候補を決め、そのメニューに合うスパイスを試作。
デパ地下でお惣菜を購入される女性は「健康志向なご婦人」や「見栄えの良い料理を好む若い女性」が多いと予想し、塩分や辛みは控えめに、あくまでスパイスの香りを楽しんでいただけるように調整しました。
お客様にそれらの情報やメニューのレシピを付けて試作品をお送りすると大変喜ばれ、その結果、採用していただくことができました。